大切なお金の話
(資金計画)

  • TOP > 
  • 大切なお金の話(資金計画)

financing plan

納得のいく住まいづくりのために~大切なお金の話~

家を建てるうえでは予算を組んだり、住宅ローンを選んだりするなど、何かとお金関連の話が多くなります。注文住宅は数千万円単位の大きな買い物なだけに、資金計画を徹底する必要があるでしょう。このページでは、御殿場・小山・裾野で自然素材の家を提案する「Dairyu Home」が、注文住宅の費用や資金計画など家づくりの“お金”に関する話を紹介します。

家づくりにかかる費用

注文住宅を建てる際には、さまざまな費用・税金・保険料がかかります。そのため、建物の建築費以外の諸費用を計算に入れずに予算を組んでしまうと、後になって予算オーバーの憂き目に遭ってしまう恐れがあるでしょう。資金計画通りに家づくりを行うためにも、まずは注文住宅を建てる上ではどんな費用がかかるのかを把握することが大切です。

付帯工事費 別途工事費 借入関連 その他 税金
  • 仮設工事費
    (水道、電気、トイレ)
  • 現場管理費
  • 地盤調査費
  • 屋外給排水工
  • 電気工事
  • ガス工事
  • 産業廃棄物処理費
別途工事費
  • 解体工事費
  • 地盤補強工事
  • 外構工事費
  • 本管引込工事
  • 照明器具費
  • 空調設備工事
  • 内装工事費
借入関連
  • 団体信用生命保険
  • 保証
  • 火災保険料
  • 地震保険
  • 融資事務手数
  • 抵当権設定登記費用
  • つなぎ融資経
その他
  • 引っ越し費用
  • 水道加入金
  • 近隣への手土産の購入
  • 仮住まい費
税金
  • 印紙税(印紙代)
  • 登録免許税(登記費用など)
  • 不動産取得税
  • 固定資産税
  • 都市計画税

未来を見据えた住宅ローン

家の購入において数千万円にもおよぶ費用を一括で支払える方はほんの一握りでしょう。そのため、多くの方が注文住宅を建てる際は住宅ローンを組みます。ただ、一口に住宅ローンと言っても、同じ金額のローンでも金利や返済期間によって最終的な返済総額は大きく変わる点に注意が必要です。金利や返済方法についての違いを踏まえたうえでローンを選択しましょう。

3000万円の住宅ローンを組む場合
金利 返済期間 支払総額 差額
0% 一括 30,000,000円  
3% 35年 48,491,100円 18,491,100円
4% 35年 55,789,440円 25,789,440円

上記では、金利や返済期間の違いによる支払計画の例を表にまとめています。3~4%と金利が1%変わるだけでも、最終的な支払総額は700万円以上も差が出るのです。

また、返済期間を35年としていますが、25年、10年と短くなればその分、支払総額が少なくなります。しかし、返済期間を短くすると月々の返済金額は増えるので注意しましょう。現在の家計では返済可能でも、子どもの進学などでよりお金がかかるタイミングを迎えた際に、支払いが難しくなるかもしれません。ローンを組む際には毎月の返済が可能かどうかだけではなく、家族の将来まで見据えて検討することをおすすめします。

ADVICE

「Dairyu Home」では資金計画ご相談にも対応し、住宅ローンの考え方などについても丁寧なアドバイスを行っています。

資金計画の基本

資金計画の基本

資金計画と言っても、具体的に「どう進めれば良いのか?」「何を検討すべきか?」が分からない方も多いでしょう。そのため、まずは基本的な部分を押さえる必要があります。まずは以下の3つの前提をご覧ください。こちらが資金計画のベースとなる考え方です。迷ったときは前提を思い返しましょう。

前提1:家族の将来設計に無理のない返済計画を立てる
人生の三大支出は「住居費」「教育費」「老後費」と言われますが、いずれかの費用がかかり過ぎると家計のバランスが崩れ、生活が立ち行かなくなってしまう恐れがあります。住宅費の負担が大きすぎると、子どもたちの教育費や自分たちの老後費の確保が難しくなるかもしれません。大事なのは3つの支出のバランスです。
前提2:建築費用以外の費用も想定
注文住宅は建築費以外にもさまざまな費用・税金・保険料がかかります。そのことを想定していなかったがために、最終的な費用が予想外に膨れ上がってしまったというケースもあるそうです。そのため、資金計画の段階で諸費用や税金をなるべく正確に把握し、家づくりにかかる大まかな総額をつかんでおきましょう。
前提3:ゆとりを持った計画を
人生には予想もしなかったハプニングが起きる場合もあります。たとえば、病気やケガで入院が必要になるなど、突然に出費がかさむこともあるでしょう。それらを予期することは困難ですが、こうしたリスクも踏まえて慎重にゆとりある資金計画を立てることが大切です。

賢く資金計画を立てるためのチェックポイント

資金計画の重要性を理解いただいたところで、続いてより具体的な資金繰りのためのポイントを紹介します。先に紹介した考え方のベースにしつつ、以下のポイントに沿って資金計画を進めましょう。

☑check1:自己資金はどれだけ用意できますか?

自己資金が多ければ、それだけ住宅ローンの金額を減らせます。ただ、頭金を増やせばローンの負担は軽減できますが、手元にまったく現金が残らないという状況も不安でしょう。まずは何かの事情で収入が減ったとしても、返済できるようにゆとりを持って住宅ローンを組むことが重要です。そして、半年~1年分程度の生活費が手元にあれば、不測の事態が起きてもお金に困る心配も少なくなるでしょう。

☑check2:希望の家の費用はどのくらい?

「住みたい家」という観点から、費用を検討することも大切です。理想とする家を建てるには、どれだけの費用がかかるのかを具体的な数字でイメージするために、ハウスメーカーや工務店の見学会、勉強会、相談会などを利用してみるのも良いでしょう。

☑check3:家を建てる費用以外のお金は?

さまざまな費用・税金・保険料を合わせた“諸費用”の目安は、建築費用の約5%。2000万円の家を建てるなら、諸費用は100万円ほど必要になります。付帯工事費などはローンに含めることもできますが、たとえば、引っ越し費用や家具家電の購入費などは現金で支払うことがほとんどです。こうした諸費用も含めて検討しましょう。

また、税金にも色々な種類があり、ケースごとに金額が変動するものもあります。諸費用や税金に関して不安がある場合は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。ご状況やご要望を伺って、資金計画のアドバイス・サポートをさせていただきます。